2024年3月期連結中間決算、経常見通し下方修正。
【業績予想/決算速報】ナック<9788>が11月7日に発表した業績予想によると、2024年3月期中間期の経常損益(税引き前損益)は前回予想(1,050百万円)から下方修正され、680百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/15 | 57,068 | 3,232 | 3,243 | 2,002 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2023/08/04 | 60,000 | 3,500 | 3,500 | 2,200 |
202309 中 | 6 | 会社予想 | 2023/11/07 | 25,800 | 600 | 680 | 280 | |
202309 中 | 6 | 従来予想 | 2023/08/04 | 28,000 | 1,050 | 1,050 | 700 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
第2四半期累計連結業績における売上高は、前回発表から2,200百万円減少の25,800百万円、営業利益は同450百万円減少の600百万円、経常利益は同370百万円減少の680百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同420百万円減少の280百万円となる見込みです。これは、主に売上総利益率の高い建築コンサルティング事業において、受注から売上高確定までに審査期間を要するIT導入補助金対象商品の販売比率が増加したことで、第2四半期連結累計期間に獲得した受注が同期間中に計上されず、売上高が第3四半期以降に後ろ倒ししたことによります。また、住宅事業においては、建築部資材の価格高騰や土地価格の上昇に伴い不動産市場全体が鈍化したことで着工戸数が減少し、売上高が減少しました。以上の各要因により売上高が減少したことで期初の業績予想を下回る結果となりました。 なお、通期業績予想につきましては、建築コンサルティング事業において、IT導入補助金対象商品の売上高が第3四半期以降に計上されること、ダスキン事業における年末商戦に向けた拡販などにより、売上高の回復が見込まれます。さらに、美容・健康事業において、マスク着用緩和に伴う化粧品需要の高まりやインバウンド消費の増加、また、第2四半期連結累計期間までに先行投資した広告宣伝費の効果による売上高増加を見込んでおります。 以上の各要因により、通期業績予想は前回公表時点から変更はございません。※上記の予想は、本資料の発表日において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる結果となる場合がございます。