2026年3月期連結本決算経常見通し上方修正。27.1%増益を予想。
【業績予想/決算速報】櫻島埠頭<9353>が10月20日に発表した業績予想によると、2026年3月期本決算の経常損益は前回予想(330百万円)から上方修正され、27.1%増益の380百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(150百万円)から上方修正され、291百万円となる見通し。
| 決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 202503 本 | 12 | 会社実績 | 2025/05/14 | 4,338 | 203 | 299 | 232 | 
| 202603 本 | 12 | 会社予想 | 2025/10/20 | 4,200 | 230 | 380 | 260 | |
| 202603 本 | 12 | 従来予想 | 2025/07/25 | 4,100 | 200 | 330 | 220 | 
| 202509 中 | 6 | 会社予想 | 2025/10/20 | 2,224 | 211 | 291 | 236 | |
| 202509 中 | 6 | 従来予想 | 2025/07/25 | 1,900 | 90 | 150 | 100 | 
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
                    業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
                     第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、液体貨物セグメントにおいてタンクの稼働率が堅調に推移したことや物流倉庫セグメントの各倉庫が安定して稼働したことに加え、ばら貨物セグメントにおいて、一部の貨物の入着が上半期に集中したことなどにより、期初予想を上回る見込みとなりました。売上高の増加に伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益につきましても、それぞれ期初予想を上回る見込みとなりました。 通期の連結業績予想につきましては、ばら貨物セグメントにおいて、下半期は荷動きの落ち着きが予想されるものの、年間の取扱数量が期初の予定を上回る見通しとなったことなどから、通期の売上高につきましても、期初予想を上回る見込みです。費用面につきましは、お客様へ安定した物流サービスをご提供できるよう、下半期においても設備のメンテナンスを積極的に行うことに加え、基幹システムの更新に係る費用や人件費などのコストが増加する見込みです。損益面においては、費用が増加するものの、主に上半期での売上高の増加に伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のそれぞれ期初予想を上回る見込みです。                
                    配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
                     当社は、当社グループの収益力の向上に努め、企業価値の向上と株主の皆様に対する適切な利益還元を重要な経営課題と認識し、連結業績、今後の資金需要、健全な財務基盤の維持などを総合的に勘案しながら、継続的かつ安定的な利益還元を行っていくことを基本方針としております。 2026年3月期の配当予想につきましては、2026年3月期の通期業績予想を上方修正したことなどを勘案した結果、前回予想の1株当たり40円の予想から5円増配の45円に修正いたします。(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。