2024年3月期連結本決算経常見通し据え置き。25.5%減益を予想。
【業績予想/決算速報】西日本鉄道<9031>が3月21日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想を据え置き、25.5%減益の20,800百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは14,200百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/11 | 494,643 | 26,150 | 27,901 | 18,368 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/03/21 | 418,300 | 23,000 | 20,800 | 22,100 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2024/02/08 | 418,300 | 23,000 | 20,800 | 17,000 | |
202403 本 | 12 | コンセンサス | 2024/03/19 | 474,900 | 16,000 | 14,200 | 9,900 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
2024 年3月期通期の業績につきましては、固定資産(信託受益権)の譲渡による特別利益の計上を見込んでいることから、前回予想を上回る見込みです。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。(参考)固定資産(信託受益権)の譲渡について(1)譲渡の理由当社は、2022 年 11 月に公表した長期ビジョン「にしてつグループまち夢ビジョン2035」 の実現に向けた第1ステップとして策定した第 16 次中期経営計画(2023 年度~2025 年度)の重点戦略のひとつに「成長事業の拡充と新たな稼ぐ力の創出」を掲げ、不動産流動化スキームを活用した沿線のまちづくりへの持続的関与・加速化、及び資本効率の向上の両立を推し進めてまいります。この度、当該経営計画の遂行を目的として、当社の保有する固定資産の一部を流動化し、譲渡することといたしました。(2)譲渡資産の内容譲渡資産は、当社が福岡市内に保有するオフィスビル及び賃貸マンションであり、譲渡益は2棟合計 74 億円となります。なお、譲渡益は譲渡価額から帳簿価額及び譲渡に係る費用等の見積額を控除した概算額になります。本件譲渡は、本件不動産の所有権を信託銀行に移転したうえで、同日付で本件不動産に信託受益権を設定するとともに、当該受益権を相手先へ譲渡するものです。(3)譲渡の相手先の概要信託受益権は、当社の第1号私募ファンド案件における合同会社に対して譲渡予定です。(4)譲渡の日程契約締結日 2024 年3月 27 日(予定)物件引渡日 2024 年3月 27 日(予定)