2026年3月期連結本決算経常見通し上方修正。27.2%増益を予想。
【業績予想/決算速報】第四北越フィナンシャルグループ<7327>が9月26日に発表した業績予想によると、2026年3月期本決算の経常損益は前回予想(48,000百万円)から上方修正され、27.2%増益の52,300百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(23,400百万円)から上方修正され、31,000百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202503 本 | 12 | 会社実績 | 2025/05/09 | 194,646 | -- | 41,112 | 29,349 |
202603 本 | 12 | 会社予想 | 2025/09/26 | -- | -- | 52,300 | 36,000 | |
202603 本 | 12 | 従来予想 | 2025/08/29 | -- | -- | 48,000 | 33,000 |
202509 中 | 6 | 会社予想 | 2025/09/26 | -- | -- | 31,000 | 22,000 | |
202509 中 | 6 | 従来予想 | 2025/07/25 | -- | -- | 23,400 | 16,100 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
県外事業性貸出が順調に増加し貸出金利息が堅調に推移しているほか、有価証券利息配当金もこれまでのポートフォリオの見直しを通じて増加するなど、資金利益が当初予想を上回る見込みであることから、2026年3月期第2四半期(累計)及び2026年3月期(通期)の連結業績予想を上方修正するものであります。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
通期業績予想の上方修正を踏まえ、当社の株主還元方針(参考参照)に鑑み、2025年5月9日に公表しました2026年3月期の配当予想を修正(増配)いたします。第2四半期(中間)配当予想につきましては、1株当たり75円より6円増配し81円といたします。また、2025年8月29日に公表いたしました株式分割(2025年10月1日付で普通株式1株につき3株の割合で分割)の効力発生後となる期末配当金予想につきましては、1株当たり25円より2円増配し27円(株式分割考慮前では1株当たり6円増配し81円)といたします。なお、本件増配により、2026年3月期の通期業績予想に対する配当性向は40.1%となります。(参考)当社の株主還元方針当社は、金融グループの公共性に鑑み、将来にわたって株主各位に報いていくために、収益基盤の強化に向けた内部留保の充実を考慮しつつ、安定的な株主還元を継続することを基本方針といたします。具体的には、1株当たり配当金は原則として累進的とし、配当性向は40%程度とします。自己株式の取得は業績や市場環境等を総合的に考慮したうえで機動的に実施します。なお、当期純利益の増強を基本としてROE向上に取り組んでいく方針であり、2027年3月期には7.5%以上を目指します。