2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正。42.1%減益を予想。
【業績予想/決算速報】山善<8051>が9月13日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(15,000百万円)から下方修正され、42.1%減益の10,000百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(6,500百万円)から下方修正され、4,700百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/12 | 527,263 | 16,563 | 17,280 | 12,527 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2023/09/13 | 500,000 | 10,000 | 10,000 | 6,700 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2023/08/10 | 550,000 | 15,000 | 15,000 | 10,000 |
202309 中 | 6 | 会社予想 | 2023/09/13 | 245,000 | 4,500 | 4,700 | 2,900 | |
202309 中 | 6 | 従来予想 | 2023/08/10 | 270,000 | 6,500 | 6,500 | 4,400 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当連結会計年度の第1四半期の連結業績は、基幹システム導入に伴う償却負担増等の要因により営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益はそれぞれ前年同期より減少したものの、概ね予想通りの結果となりました。しかしながら、当第2四半期以降、日本国内市場における設備投資の回復が遅れており、海外市場、特に中国の景気の浮揚力が弱く設備投資に対する慎重姿勢は継続しております。この状況は、第3四半期以降も続く見通しであり、売上高、各段階利益ともに前回発表予想を下回ることが見込まれるため、2024年3月期第2四半期(累計)連結業績予想及び通期連結業績予想を上記の通り修正いたします。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
上記の「2024年3月期連結業績予想数値の修正」を踏まえ、株主還元方針に基づき、期末配当予想を 29円(年間配当予想 49円)といたします。(株主還元方針) 当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題と位置付け、持続的な成長と企業価値向上のための投資や様々なリスクに備えるための財務健全性とのバランスを考慮した上で、業績に応じた利益配分を行うことを基本方針とし、毎期の配当金額は、連結配当性向 40%(業績連動利益配分の指標)、または自己資本配当率(DOE)3.5%(安定した利益配分の指標)のいずれか高い金額といたします。 さらには、自己株式の取得につきましても、追加的な株主還元、資本効率向上のため、時期及び財政状況に応じ、機動的に実施することといたします。(注)上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値とは異なる可能性があります。