2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正。61.4%増益を予想。
【業績予想/決算速報】共同印刷<7914>が4月30日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(2,200百万円)から下方修正され、61.4%増益の2,080百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/12 | 93,363 | 775 | 1,289 | 1,253 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/04/30 | 96,900 | 1,570 | 2,080 | 1,490 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2024/02/07 | 101,000 | 1,700 | 2,200 | 1,500 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
売上高については、出版印刷や店頭販促物、金融系のBPOなど一部当初の需要予測を下回った製品もありますが、アフターコロナの旺盛な旅客需要による乗車券などの交通系製品の伸長に加えて、パッケージ関連も堅調に推移したことから、当初予想に近い水準となる見込みです。 利益面は、主に出版印刷の売上減によるマイナス影響はあるものの、交通系製品による増収効果のほか、電力使用量削減の成果を含むエネルギーコストの想定下回りと継続的な価格転嫁活動が収益性改善に寄与し、当初予想並みの水準で推移しておりました。しかし、第4四半期に、証券関連の一部製品において仕様変更が生じ在庫の使用見込みがなくなったため、棚卸資産評価損1億 68 百万円を売上原価に計上したこともあり、営業利益および経常利益は前期実績を上回るものの当初予想を下回る見込みとなりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は、当初予想並みとなる見込みです。(注)上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績は今後のさまざまな要因により、これらの予想数値とは異なる可能性がございます。