2024年3月期連結本決算経常見通し据え置き。27.3%減益を予想。
【業績予想/決算速報】バンダイナムコホールディングス<7832>が2月29日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想を据え置き、27.3%減益の93,000百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは106,890百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/10 | 990,089 | 116,472 | 128,006 | 90,345 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/02/29 | 1,000,000 | 82,000 | 93,000 | 98,000 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2024/02/14 | 1,000,000 | 82,000 | 93,000 | -- | |
202403 本 | 12 | コンセンサス | 2024/02/28 | 1,023,254 | 100,660 | 106,890 | 79,377 | |
202403 Q4 | 3 | コンセンサス | 2024/02/28 | 256,217 | 8,930 | 13,572 | 11,375 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社では、東映アニメーション株式会社 普通株式の一部売却に伴う投資有価証券売却益(特別利益)の計上などにより、連結業績予想および個別業績予想の数値を修正することといたしました。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要施策と位置づけており、当社グループの競争力を一層強化し、財務面での健全性を維持しながら、継続した配当の実施と企業価値の向上を実現していくことを目指しております。具体的には、長期的に安定した配当を維持するとともに資本コストを意識し、安定的な配当額としてDOE(純資産配当率)2%をベースに、総還元性向50%以上を目標に株主還元を実施することを基本方針としております。2024年3月期につきましては、この基本方針に基づき、年間の1株当たり配当予想につきましては、ベース配当20円に業績連動配当40円を加え、1株当たり60円に修正いたします。なお、2023年12月8日に1株当たり10円の中間配当を実施しておりますので、期末の配当予想は1株当たり50円となります。また、本日の開示資料「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得)」にあります通り、当社では自己株式の取得を行います。取得し得る株式の総数および株式の取得価額の総額を上限(取得し得る株式の総数 6,000,000株/株式の取得価額の総額 200億円)まで実施した場合、配当および本自己株式取得を踏まえた2024年3月期の総還元性向は60.8%となる見込みです。