2024年5月期連結中間決算、経常見通し上方修正。
【業績予想/決算速報】コーセル<6905>が11月10日に発表した業績予想によると、2024年5月期中間期の経常損益(税引き前損益)は前回予想(2,756百万円)から上方修正され、4,491百万円となる見通し、直前のIFISコンセンサスを13.2%上回る水準となっている。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202305 本 | 12 | 会社実績 | 2023/06/19 | 35,266 | 4,926 | 5,273 | 3,162 |
202405 本 | 12 | 会社予想 | 2023/09/19 | 38,000 | 5,392 | 5,472 | 3,845 | |
202405 本 | 12 | コンセンサス | 2023/11/09 | 38,800 | 6,467 | 6,657 | 4,578 |
202311 中 | 6 | 会社予想 | 2023/11/10 | 21,480 | 4,236 | 4,491 | 3,217 | |
202311 中 | 6 | 従来予想 | 2023/09/19 | 19,200 | 2,716 | 2,756 | 1,896 | |
202311 中 | 6 | コンセンサス | 2023/11/09 | 20,097 | 3,725 | 3,967 | 2,825 | |
202311 Q2 | 3 | コンセンサス | 2023/11/09 | 9,706 | 1,661 | 1,699 | 1,143 |
202402 Q3 | 3 | コンセンサス | 2023/11/09 | 9,500 | 1,440 | 1,435 | 978 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当第2四半期累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が解け、経済活動の正常化が進展する一方で、インフレの長期化及び欧米諸国の政策金利引き上げ、為替変動など世界経済は先行きに不透明感を増し、不安定な状況で推移いたしました。 当社グループにおきましては、前連結会計年度の後半から部品材料の入手難が改善してきたことを受け、受注残の解消に向けた増産対応を継続しております。この増産対応により、第2四半期累計期間の売上高は連結・個別ともに前回公表予想を上回る見込みであります。利益面におきましても、売上高の大幅な増加と変動費比率の低下による収益力の向上に加え、為替による影響等もあり、前回公表の業績予想を大幅に上回る見込みであります。 なお、通期の業績予想および期末配当予想につきましては、現在策定中であり、2023年12月20日に予定しております第2四半期決算発表時に公表する予定であります。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社グループは、利益配分につきましては、経営の重要政策と認識し、収益力の拡充を図りながら業績に連動した配当を行っております。また、内部留保金につきましては、新製品開発及び研究開発投資、生産設備投資、自己株式の取得、業容拡大に向けた財務体質の強化などに充当していく所存であります。 2024年5月期の第2四半期末普通配当金につきましては、2023年6月19日付「2023年5月期 決算短信」にて1株当たり18円と発表しておりましたが、当上半期の業績を総合的に勘案し、予想比1株当たり9円増の27円とさせていただく予定であります。なお、期末配当予想につきましては、通期の業績予想と併せて、2023年12月20日に予定しております第2四半期決算発表時に公表する予定であります。