2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正、赤字予想に。
【業績予想/決算速報】多摩川ホールディングス<6838>が3月8日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(7百万円)から下方修正され、242百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/15 | 3,294 | -437 | -514 | -482 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/03/08 | 4,023 | -196 | -242 | -476 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2024/02/14 | 6,035 | 66 | 7 | 4 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
2024年3月期通期の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については、いずれも2023年5月15日に公表した業績予想を下回る見込みであります。電子・通信用機器事業においては、売上高及びセグメント利益は期初計画通りの着地を見込んでおります。再生可能エネルギー事業においては、再生可能エネルギーの普及に対する社会の要請により、小形風力発電所に対する購入の引き合いが高まってきたため売却を検討してまいりました。しかしながら、経済産業省の認定手続きの厳格化がなされ、当初予定していた連系が遅延したことにより売電開始時期が遅れたため発電所販売の数を期初計画から減少せざるを得なくなりました。それに伴い再生可能エネルギー事業の売上高は、期初計画の3,131百万円に対し936百万円に、投資有価証券の評価損の計上、及び繰延税金資産の取り崩しを行うことにより、当期純利益は△476百万円となる見込みです。以上の結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は当初予想を下回る見通しとなりました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益については、税効果会計に関する見積りの影響等により変動する可能性がございますので、重要な影響を与える新たな事象が発生しましたら速やかに公表させていただきます。当社グループは、引き続き更なる企業価値の拡大並びに利益の最大化に努めてまいります。(注)上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。以 上