2024年12月期連結本決算経常見通し下方修正。22.5%増益を予想。
【業績予想/決算速報】ザインエレクトロニクス<6769>が11月1日に発表した業績予想によると、2024年12月期本決算の経常損益は前回予想(1,026百万円)から下方修正され、22.5%増益の87百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202312 本 | 12 | 会社実績 | 2024/02/02 | 5,018 | -40 | 71 | -69 |
202412 本 | 12 | 会社予想 | 2024/11/01 | 4,668 | 10 | 87 | 111 | |
202412 本 | 12 | 従来予想 | 2024/08/02 | 7,207 | 1,024 | 1,026 | 744 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は当期を目標年次とする中期経営戦略「5G & Beyond-NE」を推進しております。戦略5ゴールを設定し、それらを通じた成長により営業利益の3倍増を目標とし、さらに戦略5ゴールを超えた長期成長目標に向けたスマート・コネクティビティによるソリューションの提供に取り組んでおります。 当連結会計年度においては、LSI、AIOT両事業とも下半期、特に第4四半期にかけて売上を大きく伸展させる計画でありましたが、両事業とも当初の期待通りの伸展が見込めず、通期見通しにおいて当初計画を下回る見込みとなりました。 LSI事業については、中国および米国を中心とした海外市場において前期より大きく改善し売上を伸展させることができましたが、当社の主力分野の一つである事務機器市場およびアミューズメント機器市場向けの売上において、一部に改善の兆しが見えるものの事業環境の改善には至らず、顧客の在庫調整等の影響が継続し、大幅な改善は来期以降にずれ込む見込となりました。 AIOT事業については、自動販売機の遠隔監視や決済端末向け用途の通信モジュール製品の出荷が堅調に推移した一方、ドライブレコーダ向け用途等において顧客需要の大幅な減少や、スマートメータ―案件等の一部の大口案件の来期以降への後倒し等により、通期の見通しにつきましては当初計画を下回る見込となりました。 これらの結果、当社グループの売上高および売上総利益が当初計画を下回る見込みとなりました。 販売費及び一般管理費については、研究開発活動を順調に進めつつもコスト削減を進めた結果、全体としては当初計画より削減できる見込みとなりましたが、上記理由により営業損益については当初見込みより大幅に減少する見込みとなりました。 また、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益についても上記理由等により当初見込みより大幅に減少する見込みとなりました。 なお、期末配当予想につきましては1株当たり15円の従来予想からの修正はございません。