2025年2月期連結本決算経常見通し下方修正、赤字予想に。
【業績予想/決算速報】富士精工<6142>が10月9日に発表した業績予想によると、2025年2月期本決算の経常損益は前回予想(270百万円)から下方修正され、290百万円の赤字になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(40百万円)から上方修正され、47百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202402 本 | 12 | 会社実績 | 2024/04/10 | 21,424 | 431 | 924 | 174 |
202502 本 | 12 | 会社予想 | 2024/10/09 | 18,720 | -680 | -290 | -1,210 | |
202502 本 | 12 | 従来予想 | 2024/07/11 | 20,640 | -90 | 270 | -490 |
202408 中 | 6 | 会社予想 | 2024/10/09 | 9,995 | -203 | 47 | -440 | |
202408 中 | 6 | 従来予想 | 2024/07/11 | 10,110 | -150 | 40 | -570 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
【第2四半期(中間期)連結累計期間の業績予想数値と決算数値との差異】 2025年2月期第2四半期(中間期)連結累計期間の連結業績予想につきましては、売上高及び経常利益は、概ね当初の見込みどおりとなりました。営業利益は、特に中国においてエンジン等加工用工具の売上が低迷しており、固定費が負担となる形で原価率を押し上げたことなどにより前回公表の予想数値よりも下回りました。一方で、親会社株主に帰属する中間純利益は、繰延税金資産の回収可能性について分類の見直しを行った結果、法人税等調整額が増加したものの、当社子会社であります広州富士工具有限公司の解散及び清算手続きが遅れていることなどにより親会社株主に帰属する中間純利益は前回公表の予想数値よりも上回りました。【通期連結業績予想数値の修正】 2025年2月期通期連結業績予想につきましては、当社子会社であります大連富士工具有限公司において、人員規模適正化のため希望退職者を募集することを決定いたしました。詳細につきましては、2024年10月9日公表の「連結子会社における人員削減等の合理化及び特別損失計上に関するお知らせ」をご覧ください。また、当第2四半期(中間期)において、繰延税金資産の回収可能性の分類の見直しを行っており、法人税等調整額が増加いたしました。これらに加えて、第2四半期(中間期)連結累計期間の業績及び最近の受注環境を踏まえて慎重に検討した結果、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、前回公表の予想数値を下回る見通しとなりました。