2024年10月期連結本決算経常見通し下方修正、赤字予想に。
【業績予想/決算速報】ギグワークス<2375>が11月27日に発表した業績予想によると、2024年10月期本決算の経常損益は前回予想(200百万円)から下方修正され、465百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202310 本 | 12 | 会社実績 | 2023/12/11 | 26,432 | 111 | 111 | -718 |
202410 本 | 12 | 会社予想 | 2024/11/27 | 25,340 | -440 | -465 | -750 | |
202410 本 | 12 | 従来予想 | 2024/09/12 | 24,400 | 205 | 200 | 85 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
【業績予想修正の理由】売上高につきましては、シェアリングエコノミー事業において運営するシェアオフィスの稼働率が想定以上に上がったことや、オンデマンドエコノミー事業のフィールドサービスにおいてIT機器のマイグレーション案件を中心に好調であったことなどから、940百万円の増収となる見込みです。損益につきましては、当社のオンデマンド事業では、Snap to Earn「SNPIT」においてWeb3領域での成長を目指し、特に下期において、広告・プロモーション費用や海外取引所へのトークン上場費用負担など、積極的な戦略投資を行ってまいりました。これら投資の収益化は、国内暗号資産取引所「Zaif(ザイフ)」でのSNPITトークンである「SNPT」の取引開始(トークン上場)が2024年12月4日と決定したことで、2024年10月期での収益計上はできませんでした。また、シェアリングエコノミー事業では、2024年10月期において見込んでいた大型案件のクロージングが未完了となり、2025年10月期での業績反映を見込んでおります。さらに、デジタルマーケティング事業においても事業改革のための投資が先行し利益を押し下げました。以上の結果、2023年12月11日に公表いたしました通期連結業績予想を下回る見込みとなり、最新の業績動向を踏まえ、「2024年10月期(通期)連結業績予想数値」を修正することにいたしました。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
【修正の理由】当社グループでは、重点分野への積極的な投資等により確固たる競争力を早期に築くことが重要な課題の一つであると同時に株主の皆様に対する利益還元についても重要な経営の課題として認識しております。 当社は、上記業績予想の修正のとおり、2024年10月期連結決算は当期純損失を計上する見込みではありますが、子会社株式会社GALLUSYS(ガルシス)が展開しているSnap to Earn「SNPIT」のZaifでの取扱が2024年12月4日に確定しており、それに伴う収益化も一定程度は見込まれております。事業改革の効果も出始めており、安定配当の継続も重要な経営課題として認識していることから、減配にはなりますが、2024年10月期の期末配当を1株当たり「1.0円」とすることにいたしました。