2024年3月期連結本決算経常見通し上方修正。43.1%増益を予想。
【業績予想/決算速報】共英製鋼<5440>が4月19日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(19,000百万円)から上方修正され、43.1%増益の21,000百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは19,250百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/04/28 | 355,715 | 14,819 | 14,671 | 13,108 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/04/19 | 321,000 | 21,000 | 21,000 | 13,800 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2024/01/31 | 324,000 | 20,000 | 19,000 | 13,000 | |
202403 本 | 12 | コンセンサス | 2024/04/18 | 328,525 | 20,000 | 19,250 | 13,075 | |
202403 Q4 | 3 | コンセンサス | 2024/04/18 | 86,936 | 5,284 | 4,613 | 1,677 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
営業利益、経常利益については、国内鉄鋼事業における製品出荷価格の上昇による売買価格差の拡大や営業外損益の改善などにより、前回予想を上回る見込みです。 また、親会社株主に帰属する当期純利益については、次のとおり連結子会社であるビナ・キョウエイ・スチール社(VKS社)の特別損失(減損損失)の影響はあるものの、前回予想を上回る見通しです。 当社の連結子会社VKS社は、条鋼需要が旺盛なベトナム南部で電炉事業を展開しております。しかしながら、不動産不況の長期化や金利上昇に伴う住宅需要の減少など事業環境が大きく変化し、また今後も厳しい競合環境が予想されることからVKS社の収益性の低下が認められる状況となったため、将来の回収可能性を検討した結果、約49億円の特別損失(減損損失)を計上する見込みとなりました。ただし業績への影響額については、税効果会計の取り込みと、同社における当社の出資比率(45%)により、約18億円となる見込みです。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
前述の理由により、2024 年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を上回る見込みとなりましたので、当社の配当方針に基づき、期末配当金を1株当たり75円に修正いたします。 これにより、1株当たりの年間配当金は合計90円となり、前期実績対比10円の増配を予想しております。