2024年3月期連結中間決算、経常見通し上方修正。
【業績予想/決算速報】東京インキ<4635>が11月1日に発表した業績予想によると、2024年3月期中間期の経常損益(税引き前損益)は前回予想(270百万円)から上方修正され、490百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/15 | 43,406 | -21 | 4,783 | 1,645 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2023/08/07 | 47,400 | 1,000 | 1,130 | 870 |
202309 中 | 6 | 会社予想 | 2023/11/01 | 21,200 | 250 | 490 | 380 | |
202309 中 | 6 | 従来予想 | 2023/08/07 | 22,900 | 200 | 270 | 200 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
売上高につきまして、インキ事業は、主力であるオフセットインキは商業印刷の需要回復や製品販売価格改定が一定程度進捗したこと等により当初見込どおり推移したものの、グラビアインキは物価高に伴う消費意欲低下の影響等により減少、インクジェットインクは当初見込の欧米向け受託製品需要が低迷したことによる減少等により当初予想を下回る見込みです。化成品事業は、自動車関連マスターバッチは回復しているものの、包装材、容器用マスターバッチが、物価高に伴う消費意欲の低下等の影響により当初予想を下回る見込みです。加工品事業は水処理用資材の輸出需要が堅調に推移し増加したものの、農業資材が国内農業の市場縮小による需要低迷により減少し、当初予想を下回る見込みです。全体としましては、前回発表予想を下回る見込みであります。 営業利益につきまして、インキ事業の主力であるオフセットインキは、製品販売価格改定が一定程度進捗したこと等により増加、化成品事業は、売上高と同様に自動車関連マスターバッチは回復しているものの、包装材、容器用マスターバッチが、物価高に伴う消費意欲の低下等の影響により減少、加工品事業は、土木資材が防災・減災用途製品が好調に推移したこと等により増加しており、全体として、前回発表予想を上回る見込みです。 また、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は、営業利益の増加に加え一層の円安進行による為替差益等により前回発表予想を上回る見込であります。 なお、2024年3月期通期連結業績予想につきましては、市場動向等が不透明なため前回発表予想を変更しておりません。修正が必要な事象が生じた場合には速やかに公表いたします。(注)本資料に記載されている業績予想につきましては、当社グループが現時点において入手可能な情報に基づき作成した ものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。