2023年12月期連結本決算、業績見通し発表。
【業績予想/決算速報】Welby<4438>が1月31日に発表した業績予想によると、2023年12月期本決算の経常損益は438百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202312 本 | 12 | 会社予想 | 2024/01/31 | 575 | -437 | -438 | -505 | |
202312 本 | 12 | 従来予想 | 2023/11/13 | 1,156 | -106 | -- | -- |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
売上高については、疾患ソリューションサービスにおいて、主要顧客である外資系製薬企業の決算が集中する第4四半期会計期間に売上が顕著に大きくなるという当社の業績の季節的変動性がある中、同四半期に売上高を実現するための営業及び納品を進める過程で、期初より予定していた製薬会社の依頼によるPHR(※)サービスの案件受注見込みのズレ、また案件長期化による受注遅れ、及び期中における新規案件の積み上げ不足により前回予想805百万円より350百万円減少して455百万円となる見込みとなりました。Welbyマイカルテサービスにおいては、生命保険会社等をはじめとする製薬会社以外でヘルスケア領域に新規参入する事業者に対して当社のシステム基盤をOEM提供する営業活動を実施しておりましたが、案件の受注リードタイムが当初想定より長期化したことによる受注遅れ、一部想定していた案件の見込みのズレ、及び当第2四半期連結会計期間に100%子会社として設立した株式会社Welbyヘルスケアソリューションズにおける事業開発の遅れにより前回予想350百万円より230百万円減少して119百万円となる見込みとなりました。これらの結果、売上高の見通しは575百万円となり前回予想を580百万円下回る見通しとなりました。売上総利益については、売上高の減少により減少しましたが、売上総利益率としてはPHRプラットフォーム基盤の継続強化のための開発投資による開発コストの低減により想定通り65%となる見通しとなりました。販管費は採用進捗の一部遅延に伴う人件費及び採用関連費の減少及びコストの見直しによる業務委託費の減少などにより当初予想857百万円より44百万円減少して813百万円となる見通しとなりました。以上の結果、連結売上高、連結営業利益は上記のように前回予想を下回る見通しとなりました。※「PHR」とは、個人によって電子的に管理される自らの健康・医療情報のことを指します。