2025年3月期連結本決算経常見通し下方修正。92.7%減益を予想。
【業績予想/決算速報】積水化成品工業<4228>が4月25日に発表した業績予想によると、2025年3月期本決算の経常損益は前回予想(700百万円)から下方修正され、92.7%減益の200百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202403 本 | 12 | 会社実績 | 2024/04/30 | 130,265 | 1,261 | 2,733 | 1,083 |
202503 本 | 12 | 会社予想 | 2025/04/25 | 136,000 | 740 | 200 | -7,400 | |
202503 本 | 12 | 従来予想 | 2025/01/31 | 134,000 | 1,000 | 700 | 400 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
<経常利益>ヒューマンライフ分野は原燃料価格転嫁等(約4億円)で上振れ見込みですが、欧州子会社・Proseatグループにおける欧州自動車需要低迷影響と労務費高騰等(約△7億円)の影響が生じる見込みです。円高影響による為替影響等が出る見込みです。(約△2億円)<当期純利益>今般、譲渡対象会社の譲渡契約協議を続けておりますが、その契約の前提条件や現在の欧州自動車市場の状況下におけるProseatグループのキャッシュ・フローに対して固定資産の使用期間等を鑑み、減損損失等を計上する見込みです。(約50億円)本日公表の「連結子会社(孫会社)の解散」のとおり、連結孫会社Proseat SASの解散に関する費用、事業整理損を計上する見込みです。(約12億円)
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、株主への利益還元を経営の重要課題として位置づけており、経営体質の強化並びに将来の事業展開に備えるための内部留保を確保しつつ、連結業績の動向に応じた、且つ配当の安定性を勘案した利益還元を基本方針としてまいりました。しかしながら、当期末におきましては、親会社株主に帰属する当期純損失を見込んでおり、誠に遺憾ながら、期末配当につきましては、無配とさせていただきます。なお、当期の業績を勘案し、2025年6月予定の役員賞与(業績連動報酬)については、支給しないことといたします。(注)本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記載は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。