2023年12月期連結本決算税引前見通し据え置き。4.7%増益を予想。
【業績予想/決算速報】ウルトラファブリックス・ホールディングス<4235>が1月26日に発表した業績予想によると、2023年12月期本決算の税引前損益は前回予想を据え置き、4.7%増益の3,000百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは3,500百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202212 本 | 12 | 会社実績 | 2023/02/14 | 19,595 | 3,197 | 2,865 | 2,051 |
202312 本 | 12 | 会社予想 | 2024/01/26 | 21,000 | 3,700 | 3,000 | 2,600 | |
202312 本 | 12 | 従来予想 | 2023/11/14 | 21,100 | 3,500 | 3,000 | 2,100 | |
202312 本 | 12 | コンセンサス | 2024/01/25 | 21,100 | 4,000 | 3,500 | 2,500 | |
202312 Q4 | 3 | コンセンサス | 2024/01/25 | 5,329 | 1,057 | -- | -- |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当期の販売数量は、家具やキャンピングカー向けが海上輸送の正常化による在庫調整や米国の高金利政策の影響で第2四半期を中心に当初予想を下回りましたが、航空機向けが好調であったことに加え、為替レートが予想前提125.0円/$に対して通期平均140.6円/$と円安で推移したことで円ベースでの売上収益はほぼ予想通りの着地となりました。営業利益につきましては、円安効果に加え、物流費の下振れ等により予想を上回って着地し、移転価格税制による日米間の税金調整によって実効税率が低下し、当期利益はさらに上振れると見込んでおります。なお、業績予想につきましては、本資料の発表日現在において当社が入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、株主の皆様に対して安定した配当を継続することを基本とし、企業体質の強化を図りつつ、将来の事業展開に備えるための内部留保の充実などを勘案し、配当を行うこととしております。2023年度~2025年度の中期経営計画においては、設備投資需要が継続することから、創出する利益を投資・内部留保・株主還元にバランスよく配分することを念頭におき、配当性向は概ね30%を目処とすることを掲げております。2023年12月期の1株当たり期末配当金は、期初においては配当性向27.1%となる普通株式31円・A種優先株式68円と予想しておりましたが、同期の業績が上述の通り期初に公表した予想を上回って着地する見込みのため、今後の業績の推移、財政状態、事業展開等を総合的に勘案し、配当性向27.5%となる普通株式39円・A種優先株式85円と配当予想を修正することといたしました。以