2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正、赤字予想に。
【業績予想/決算速報】ディー・エル・イー<3686>が12月22日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(100百万円)から下方修正され、330百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/12 | 2,020 | -344 | -336 | -582 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2023/12/22 | 2,100 | -330 | -330 | -230 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2023/11/08 | 3,200 | 100 | 100 | 160 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
前回予想との乖離の主な要因を記載いたします。 IP・コンテンツ・ブランド関連において、アニメーション制作の需要は高まっており引き合いも強いものの納品まで時間を要すること、WEBTOON制作の案件化が当初予想より遅れていること等、映像及びコンテンツ制作受託が不振又は翌期にずれ込む見込みであること、及びK-POPアーティストプロデュース案件の先方都合又は要因によるキャンセル等、見込んでいた海外セレブを活用する案件の一部に失注が生じたことなどから、売上高は前回予想数値と比較して、6億円程度下回る見通しとなりました。 セールスプロモーション関連において、継続的に受注している大型案件について、2023年11月8日に公表した「特別損失の計上に関するお知らせ」に記載させていただいたようにクライアントに損害を生じさせたことから、各種調整に時間を要し、当期の受注が縮小したこと、毎年度末に見込まれている官公庁案件の見通しが不確実なこと、及び営業を積極的に行い一定の手応えはあったものの、結果として大口案件の獲得には至らず、マーケティング事業の収益化が大幅に遅れたことなどから、売上高は前回予想数値と比較して、5億円程度下回る見通しとなりました。 販売費及び一般管理費においては、予算から大きく乖離する支出等はないものの、中長期成長に向けた新規事業に対する一定の開発支出は継続しており、一定の効果は出ているものの、減収の影響が非常に大きく、及び2023年11月8日に公表した特別損失の影響もあり、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、前回予想数値と比較して、大幅に下回る見通しとなりました。 (注)予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により異なる場合があります。 以 上