2024年3月期連結本決算税引前見通し下方修正。54.5%減益を予想。
【業績予想/決算速報】信和<3447>が5月9日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の税引前損益は前回予想(1,317百万円)から下方修正され、54.5%減益の652百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/12 | 14,757 | 1,501 | 1,434 | 1,007 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/05/09 | 12,678 | -- | 652 | 409 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2024/02/14 | 15,100 | 1,371 | 1,317 | 907 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
2.修正の理由売上収益において、仮設資材部門では、2023年3月期第3四半期から続く資材価格及び製品価格の高止まり、建設従事者の人件費上昇などを背景に、仮設資材をレンタルで調達する流れが続いており、また、建設従事者の人手不足などにより工事着工が延期・遅延するなどの状況も生じております。仮設資材には一定の需要はあるものの、これらの理由により、主にくさび緊結式足場の顧客において資材調達を先送りにするケースが見られました。また、物流機器部門においても、大型物流倉庫などリピート案件を中心に安定した受注は見られましたが、需要変動に伴う自動車部品用パレットの受注量減少や、次年度に延期されたスポット案件が発生したことから、売上収益は当初想定を下回る見通しです。利益面においては、厳しい状況を踏まえコストの抑制に取り組みましたが、販売量減少に伴う売上総利益額の減少に加え、特殊要因として子会社株式取得に伴うアドバイザリー費用の計上等もあり、営業利益は当初想定を下回る見通しです。これらの要因により税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益も当初想定を下回る見通しです。3.配当の予想について配当予想につきましては、2023年5月12日公表の1株当たり年間配当金32円(中間配当16円、期末配当16円)から変更ありません。(注)本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります 。