2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正。18.6%減益を予想。
【業績予想/決算速報】バッファロー<3352>が5月8日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(610百万円)から下方修正され、18.6%減益の459百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/09 | 10,795 | 525 | 564 | 325 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/05/08 | 11,216 | 413 | 459 | 114 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2024/01/31 | 11,156 | 578 | 610 | 400 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
収益面では、オートバックス事業において、ピットサービスが業容拡大への取組みの成果としてコーティングメニューを中心に売上高を伸張させております。また、顧客の利便性向上への取組みとしてWeb予約システムからの予約受入れを推進しておりオイル・バッテリー分類が増収に寄与いたしました。 飲食事業では、期間限定メニューの提供やコラボ企画等の販促活動に取り組んだものの、客数の前年割れが続いたことから減収となっております。 経費面では、オートバックス事業において、特定技能外国人労働者の採用を拡大する中で人件費が増加しており、また、キュッシュレス決済への転換による決済手数料の負担増加などから管理費が増加いたしました。飲食事業においても、食材費等の価格高騰や人手不足による人件費の上昇が継続しており、営業利益・経常利益の減収につながりました。 また、上記「1.連結子会社における減損損失」に記載のとおり連結子会社の固定資産について減損損失184百万円の計上を行ったことから、親会社株主に帰属する当期純利益を大幅に下方修正することにいたしました。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
2024年3月期の期末配当予想につきましては、当社の財政状態および今後の事業環境や配当政策を総合的に勘案した結果、前回予想の普通配当金25円を5円増配し、1株につき30円に修正いたします。なお、本件につきましては、2024年6月18日開催予定の第42期定時株主総会に付議する予定であります。(注)上記の予想につきましては、当社が発表日現在において入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績および配当等は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。