2024年3月期連結本決算税引前見通し下方修正、赤字幅拡大。
【業績予想/決算速報】夢展望<3185>が2月13日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の税引前損益は前回予想(-139百万円)より赤字幅が拡大し、322百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/15 | 5,184 | -71 | -128 | -132 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/02/13 | 4,622 | -246 | -322 | -320 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2023/11/14 | 5,043 | -65 | -139 | -146 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当第3四半期連結累計期間(2023 年4月1日から 2023 年 12 月 31 日まで)は、引き続きエネルギー資源や物流コストの高止まり、円安進行、世界的な物価の高止まり等に加え、長期化した残暑や暖冬など、依然として経営圧迫要因の多い環境が続きました。 当社グループにおいても、新型コロナウイルス感染症の5類への移行やインバウンドの復活などにより実店舗への来店客数は回復傾向にあり、又、新ブランドの立ち上げやコラボ商品のヒットなどの好材料により一定の売上の積み増しは出来た一方で、秋口以降の長期間にわたる気温の高止まりなどにより、年間の繁忙期である当第3四半期連結会計期間を通して全般的に売上が伸び悩む結果となりました。損益についても、収益構造の改善やコスト削減はこれまで以上に進め、費用は計画を大きく下回る見込ですが、年間の繁忙期の売上の伸び悩みに加え、円安進行や原材料価格の高騰などの外部環境の影響による原価率の悪化もあり、当第3四半期連結会計期間にそれまでの上期のマイナスを十分にカバー出来る水準の収益をあげることが出来ませんでした。 以上の結果、売上収益・営業損益・税引前利益・当期利益・親会社の所有者に帰属する当期利益、何れについても、期初の通期業績予想を下方修正せざるを得ないとの判断に至りました。