2025年10月期連結本決算経常見通し上方修正。52%増益を予想。
【業績予想/決算速報】神戸物産<3038>が12月8日に発表した業績予想によると、2025年10月期本決算の経常損益は前回予想(37,800百万円)から上方修正され、52%増益の48,000百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは43,043百万円を予想している。
| 決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 202410 本 | 12 | 会社実績 | 2024/12/13 | 507,883 | 34,350 | 31,576 | 21,443 |
| 202510 本 | 12 | 会社予想 | 2025/12/08 | 551,700 | 39,800 | 48,000 | 31,800 | |
| 202510 本 | 12 | 従来予想 | 2025/09/11 | 525,000 | 37,700 | 37,800 | 24,000 | |
| 202510 本 | 12 | コンセンサス | 2025/12/05 | 552,900 | 39,529 | 43,043 | 28,950 | |
| 202510 Q4 | 3 | コンセンサス | 2025/12/05 | 141,356 | 8,869 | 3,317 | 1,547 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
主力事業である業務スーパーの新規出店が順調に進んだことに加え、円安や物価高騰が続きお客様の節約志向が引き続き高まっている環境下において、業務スーパーの価格競争力とプライベートブランド商品の優位性が支持され、既存店出荷実績も堅調に推移したことで売上高が期初計画を上回る見込みとなりました。 また、輸入品や原材料などの調達コスト上昇に対しても、価格転嫁や調達先の最適化、物流の効率化を徹底したことで、利益率が向上いたしました。 経常利益につきましても、工場に係る補助金の交付や、為替変動対策を目的に取り組んでいるデリバティブ取引について、一部契約の終了等による時価評価の戻入れなどにより、前回発表予想を上回る見込みです。この結果、通期の売上高及び各利益が、2024年12月13日に発表した連結業績予想を大きく上回る見込みとなり、上記の通り上方修正いたします。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要施策の一つと認識しております。この度、前述のとおり2025年10月期の連結業績予想を上方修正することに伴い、2025年10月期の期末配当予想を1株当たり26円から30円に修正いたしました。(注)上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。