2024年3月期連結本決算経常見通し下方修正。74.3%減益を予想。
【業績予想/決算速報】大豊建設<1822>が2月9日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(5,800百万円)から下方修正され、74.3%減益の1,300百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは5,200百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/12 | 156,050 | 5,064 | 5,054 | 2,914 |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2024/02/09 | 160,500 | 1,000 | 1,300 | -1,600 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2023/11/10 | 166,000 | 5,800 | 5,800 | 3,900 | |
202403 本 | 12 | コンセンサス | 2024/02/08 | 164,000 | 5,200 | 5,200 | 3,300 |
202312 Q3 | 3 | コンセンサス | 2024/02/08 | 40,035 | 889 | 68 | 92 |
202403 Q4 | 3 | コンセンサス | 2024/02/08 | 47,700 | 3,400 | 3,400 | 3,200 |
※単位は百万円:今回会社から発表された内容
業績予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
(1) 個別修正の理由売上高につきましては、国内の一部土木工事の進捗遅れに伴い前回予想から52億円下回る見込みです。利益面につきましては、工事の進捗遅れに伴う完成工事高の減少に加えて、国内における特定の土木造成工事において工事原価の増加が見込まれたこと、特定の宿泊施設建築工事において設備業者の逼迫による突貫費用が発生したこと、また海外における特定の土木工事において採算悪化が見込まれたことから、営業利益が45億円、経常利益が43億円、当期純利益が53億円、前回予想から減少する見込みです。(2) 連結修正の理由上記個別業績予想の修正に加え、一部の子会社において採算が悪化したことに伴い連結業績予想の修正をするものです。
配当予想修正の理由:(適時開示より抜粋)
当社は、長期的発展の礎となる財務体質の充実を図りつつ、安定的な配当の維持及び向上を図っていくことを基本方針としており、この方針のもと、株主還元策の一環として2022年3月期からの3年間の配当性向は70%以上を確保することとしております。 2024年3月期の期末配当予想につきましては、一過性の損失を除いた当期純利益の70%とし27円とさせていただきます。当社は、中期経営計画(2023-27年度)を推進するとともに、株主還元に努めてまいります。株主の皆様におかれましては、何卒ご理解の上、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。※上記の予想数値は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。